access_time2021年4月16日
スキップフロア型マンション エレベーターが停止しない階
スキップフロア型マンション エレベーターが停止しない階
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スキップフロア型マンションを皆様ご存じでしょうか?
新築マンションではバリアフリー新法に則ったマンションの構造設計がなされるようになったため、
スキップフロア型マンションを見ることはほとんど無くなりました。
そのため中古マンションでは ”エレベーターがあるものの、各階に停止しないマンション” を目にすることがあるかもしれません。
今回はエレベーターが各階に止まらない「スキップフロア型マンション」のメリットとデメリットについてご紹介させていただきます!
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「スキップフロア型マンション」とは
スキップフロア型マンションでは、エレベーターはあるものの、すべてのフロアには停止しません。
例えば10階建てのマンションで、1階、3階、6階、9階に停止する設定の場合、
2階、4階、5階、7階、8階、10階には停止しません。
そのためエレベーターを使用する場合は、近いフロアまで階段で移動して使用する、というような形をとっています。
例)お住まいが7階の場合は9階までエレベーターで上がって、階段で降りる、もしくは6階までエレベーターで上がって階段を上がる。
一見使いづらいようにも感じますが、エレベーターが止まらないことによるメリットも多く存在します!
「スキップフロア型マンション」のメリット
・住戸面積が広がる
エレベーターが停止しないフロアには、共用廊下が不要になります。
共用廊下として使用していた部分を部屋の一部として活用することができるので、同じ建物の中でもエレベーターが停止するフロアに比べて専有面積を広く取ることができます。
・住居環境が向上する
こちらも共用廊下が不要になることで建物の端まで住居として使用できるようになるため、
共用廊下側にバルコニーを設置することができ、風通しを良くしたり採光を得やすくなるというメリットがあります。
・プライバシーが確保される
エレベーターが全フロア停止する建物に比べ、立ち入りが限られるようになるのでプライバシーを確保することができます。
共用廊下を通る人の気配や音を気にせず生活できるという利点があります。
いかがでしたか。
スキップフロア型を採用する中古マンションはリノベーションされる物件も増えてきており、近年セキュリティやプライバシーに関する設備を重要視する入居者が増えてきていることから一定のニーズはあるといえるのではないでしょうか。
ただしエレベーターが停止しないフロアは階段を使って昇り降りしなくてはならないので、若いうちは階段に抵抗がなかったとしても年を重ねると辛くなってくることもあるかもしれません。
こうしたメリットデメリットがありますが、住むにあたってどのような点を重視するのかによってはエレベーターが停止しないフロアのお部屋が快適に過ごせる物件となるかもしれません。
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